不登校は不幸じゃないin愛媛 @由良野の森

8月19日に、みんなでバスに乗って行ってきました!

詳しいことは、末田くんから報告があると思います。

参加してくださった方、由良野の森の鷲野夫妻、当日手伝ってくれた方、バスの運転手さん、クラファンで支援してくださった方、、。

本当にありがとうございます。

怪我なく無事に終えることができました。

私は、アイスブレイク担当と「しんがり」担当といった感じで関わっていきました。

「全体の進行を妨げない程度に、最後に行動する人」って感じですかね。

当日は、想像以上に最初から盛り上がっていました。

楽しい時間をありがとう。

二日前からの下準備

末田くんと、ペイちゃん(スタッフ)と3人と鷲野夫妻で、事前の打ち合わせ&バスが安全に通れるように枝切りをしました。

動くので汗は噴き出すんだけど、風が気持ちいいんです。

由良野の森、最高!!

枝を切りながら、学ぶこともたくさんあります。

例えば、「バスに当たりそうな枝を切る」作業は驚きでした。

根元から枝を切ろうとしたら、

「枝の先っぽを少し切るだけで、枝が軽くなって上の方に上がるよ」

と教えてもらいました。

私(我々)は安全を考慮するときに色々と切り過ぎているかもしれないなぁって。

『夏の枝のようなしなやかさを考慮して、物事に取り掛かる』

そんな教訓を、森と鷲野さんから教えていただきながら作業を終えました。

アイスブレイクは、ハートの時間。

アイスブレイクがなぜ必要かというと、初対面の人が多い中、他人と打ち解けるって難しいと思うんですよね。

だから「安心・安全な場」を作ることが重要だと思っています。

普段は、「グランドルール決めよう〜」ってどんどんやっていくんだけど、

せっかく保護者の方がいらっしゃっているのでチャンスと思いこのワーク。

グランドルールとは会議、ミーティング、自助グループなどを行う際に設定することがあるルール。会議をスムーズに進行するため、ファシリテーターが会議前に設定する場合や、ある程度、大枠を決め、参加者の案も混ぜて、共に作っていく場合もある。by wikipedia

ハートの中が「言われて嬉しい言葉とされて嬉しい行動」、ハートの外が、その逆になっています。

みんなで考えて、書いてもらったあと寸劇をしました。

「ハートの外側の言葉を、私が言われる」

その場は、みんな笑ってくれるんですよね。

このワークの良さは、笑いながら思い返すことができるんです。

十数年生きていれば、誰だってハートの中と外を行き来します。

親子の会話でも見直すところがあるかもしれない。

そんな風に思ってもらえたら嬉しいです。

ひとまず今この空間は、ハートの中の言葉と態度で過ごそう。

そんな約束をして、カレー作りが始まりました。

そしてこれからも意識の中に、在り続けてくれればなぁと思うのです。

アフェッティとして

アフェッティに通う子どもの半分は、学校に行っていなかったり、そんな経験があったりします。

今回、イベントをするにあたって頑張って数えました(笑)

何が言いたいかというと、学校に行っているのか行っていないかにそこまでこだわりがありません。

心の底から、「どちらでも良い」と思っています。

そんな風に思っていたら、半々になっていました。

溶け合っている場としては、理想的な空間だと手前味噌ながら思っています。

「溶け合う場」もあって、「当事者だけの場」もあって、それでいいんだと思っています。

学校に行きたくないなぁって思ったら、「どちらでも良い」と本気で思う大人がここに居ることを知ってほしい!と思いながら、

真面目な報告書は末田くんが必死に作っているはずなので楽しみに待っていてください。

投稿者プロフィール

affetti
学習塾アフェッティ塾長が主に書いているブログ。

一般社団法人フリースクール愛媛 代表理事 
(フリースクールエルート理事長)
・愛媛県フリースクール等連絡協議会 代表
・NPO法人えひめ放課後協力機構 理事
・(愛媛県校内サポートルーム設置事業における)
不登校児童生徒等支援連絡協議会  委員

静岡県生まれ。
2012年4月、愛媛大学在学中に「対話」と「自立学習」メインの学習塾「学習塾アフェッティ」を開塾。
2019年4月、平日昼間の学校以外の学び場の重要性に気付き、「フリースクールエルート」を開所。

2015年、“未来を切り拓く29歳以下ニッポン代表”としてNHK(Eテレ)U29で特集される。
2017年より愛媛新聞ピントゼミナールゼミ長として「次代を生き抜くメッセージ」の連載中。
第1回(2018年)・第2回(2019年)松山市人間力大賞受賞。
2018年、第32回人間力大賞(青年版国民栄誉賞)会頭特別賞受賞。
2022年、フリースクールエルートでの取り組みが、『ルポ 誰が国語力を殺すのか』文藝春秋(石井光太著)に紹介される。
<<メディア実績>>
U29出演・おはよう四国・greenz・愛媛新聞・朝日新聞・南海放送・他多数
<<講演実績>>
愛媛大学・愛媛県教育研究協議会・市内小学校・四国若者1000人会議・まつやま経営プラザ・他多数