第15回ピントゼミナール【国語】

今月もやってまいりました!

ピントゼミナールのコーナーです。

今日は、古典について少し学んでみようと思います。

今回学んだことは、「言葉と発音」ですね。

「わたしは」の「は」を「わ」って読むことに関して、さほど意識しないまま過ごしていたことに気がつきました。

アフェッティでは、毎回塾生と文通的なことをしているのですが、

中学生の女の子がたまに「わたしゎ、」って書いていて不安になっていました。

でもよくよく考えてみると「わたしゎ、」も答えの一つかもしれないなぁと。

「わたしわ」と書いてしまうと、「助詞は従来の表記ルールに則りましょう」という主旨に反するけど、

「わたしゎ」と書くことによってルールからは外れるものの本来の「見分けがつかなくてわかりづらい」からは解放されるかと。

そんなことを言っている時点で「わたしゎ」が持つ「可愛らしさ」が損なわれるので、

結局のところ「わたしは」に落ち着くんだろうな〜。

そんなことを思いながら、今月のピンゼミスタート!!

基本を学ぼう

次の歴史的仮名遣いを、現代仮名遣いに変えてみよう。

(1)あはれ (2)いふ (3)わづか (4)いゑ

【答え】

下の対応表を使うと、答えがわかるよ!

(1)あわれ (2)いう (3)わずか (4)いえ

あわれは、「しみじみとした趣がある」と訳すことが多いよ。

現代語とは違った意味の言葉もあるから気を付けよう!

【解き方】

歴史的仮名遣いは簡単にいうと、『昔の仮名遣い』ということ。

今と昔とでは、仮名遣いが少し違うので、その違いを学んでみよう。

(1)は、意外と身近な存在だよ!

実は今でも、歴史的仮名遣いの名残を使っているよ。

「わたしは」の「は」は「わ」と発音するよね。

そう考えると、意外と身近な存在に思えるかも!!

 

(4)は、昔使われていた文字だよ!

「ゐ」と「い」・「ゑ」と「え」は、ほとんど

同じ発音だったため、戦後「い」と「え」に

統一されたんだよ!

問題にチャレンジ

(1)〜(4)を現代仮名遣いに直し、全て平仮名で書け。

(1)にはかにさむくさへなりぬ

(2)いはひたり

(3)ゐたりしに

(4)をさなきより

(2013年〜2016年度愛媛県立入試問題改)

解き方

歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直すときは、基本を学ぼうのときのルールにしたがって直していきましょう。

(1) にはかにさむくさへなりぬ

「は」を「わ」に、「へ」を「え」に直す。

「む」を見ると、「ん」に直したくなりますが、

ここではそのままにします。(詳しくは高校で学ぼう)

 

(2) いはひたり

「は」を「わ」に、「ひ」を「い」に直す。

 

(3) ゐたりしに

「ゐ」を「い」に直す。

 

(4) をさなきより

「を」を「お」に直す。

歴史的仮名遣いの「を」は、助詞を除き現代仮名遣いの「お」になるよ。

 

愛媛県立入試問題では、基本がよく出てくるので覚えておこう!

【答え】

(1)にわかにさむくさえなりぬ (2)いわいたり (3)いたりしに (4)おさなきより

ゼミ長メッセージ

「大人ってなんで矛盾していることを平気でいうの?」ってよく聞かれるんだけど、

矛盾していること全てが悪いわけではないと思うよ。

わたしたちが勉強しているときは矛盾をなくしていく作業をしていくからそう思うのは仕方ないかもしれない。

でも私たちが生きることを学ぶときは、矛盾にあふれているんだ。

例えば、動物を殺しちゃいけないけれど動物を食べないと生きていけないよね。

矛盾の受け入れ方を学んでいくことが、これからの人生を豊かにしていくと思うよ。

投稿者プロフィール

affetti
学習塾アフェッティ塾長が主に書いているブログ。
愛媛新聞(スマイルピント)ピントゼミナールゼミ長・愛媛大学愛媛学ゲスト講師・松山市自殺対策推進委員会委員・第1回松山市人間力大賞受賞・第32回【青年版国民栄誉賞】人間力大賞(特別会頭賞受賞)
<<メディア実績>>
U29出演・おはよう四国・greenz・愛媛新聞・朝日新聞・南海放送・他多数
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愛媛大学・愛媛県教育研究協議会・市内小学校・四国若者1000人会議・まつやま経営プラザ・他多数