第14回 ピントゼミナール

夏休みも残りあとちょっとですね〜。

2ヶ月連続で愛媛新聞は、孕石祭り開催中です。

一面で、前回のブログ「不登校は不幸じゃない」が紹介されています。

2ページめくると、ピントゼミナールとなっています。

私服姿で愛媛新聞に載るのは、「シューカツ!!最前線」(だった気がする)の記事ぶりです。

少し恥ずかしい。

まさか【ピントゼミナールの「はらみいしゼミ長」】と【写真(右下)の男の人】が同一人物だとは思わないでしょう。

ということで、本日は理科の「植物の根と茎のつくり」です。

スタート!!

基本を学ぼう

【問題】

下の図1、2は茎の横断面のようすを模式的に示したものです。

どちらがトウモロコシの茎の断面の特徴を表しているでしょうか。

【答え】

図2

【解き方】

トウモロコシは、単子葉類なので、維管束が散らばっているよ。

→子葉が1枚

覚えて:茎には維管束が通っているよ!

●維管束

道管と師管が束のようになって集まっている部分。

●道管

根から吸収した水や水にとけた養分の通り道。

●師管

葉でつくられた栄養分の通り道。

重要:道管は茎の中心側、師管は茎の外側にあるよ!

単子葉類も双子葉類も、その特徴は変わりません。

維管束の中の茎の中心に近いほうに、道管の束があります。

「おうち(内)の水道管(道管)」って覚えると中心側が水の通り道って覚えやすいよ!

双子葉類の、維管束が輪状(図1)に並んでいるよ。

→子葉が2枚

問題にチャレンジ

次の図3は、ホウレンソウの茎の断面に見られる維管束の分布を模式的に表したものであり、

X、Yは物質が通る管を示している。次の文の①〜③の{ }の中から、

それぞれ適当なものを一つずつ選び、ア、イの記号で書け。

光合成によってホウレンソウの葉でつくられた栄養分は、

水に溶ける物質に変えられた後、

図3の①{ア X イ Y }を通って体全体に運ばれる。

また、図3のつくりから、ホウレンソウは②{ア 単子葉類 イ 双子葉類}であり、

ホウレンソウの根は、③{ア 主根と側根 イ ひげ根}からなるということが分かる。

(2015年度愛媛県立入試問題改)

解き方

図3を見ると、輪状に維管束があるのが分かるね。そこからホウレンソウがどんな特徴を持った植物かが見えてくるよ!

① 葉でつくられた栄養分は、師管を通るよ!詳しくは、基本を学ぼうへ!

② 維管束のつくりから、双子葉類であることが分かるね!

③ 双子葉類の特徴から、根は「主根と側根」を持つことが予想されるよ!

重要:それぞれの特徴

応用:テストには出ないけど、実は、単子葉類の維管束が

全て散らばっているわけではないんだ!

ぜひ、自由研究で調べて見よう!

【答え】

① イ(Y:師管) ②イ(双子葉類) ③ア(主根と側根)

ゼミ長メッセージ

「好きなことを仕事にしないほうが良いってほんと?」ってよく聞かれるんだけど、

教えてくれた人が「好きなことを、仕事にしている人」だったら、

話を聞くのも良いかもしれません。

でも「好きでもない仕事をしている人」が、

そう言っているのなら聞き流してもいいんじゃないかな。

「自分が出来なかったから、あなたにも出来ない」と思い込んでいる大人は意外と多いので気をつけて!

あなたが「仕事にしたい」と思ったら、好きなことを仕事にしやすい時代になってきているよ。

投稿者プロフィール

affetti
学習塾アフェッティ塾長が主に書いているブログ。

一般社団法人フリースクール愛媛 代表理事 
(フリースクールエルート理事長)
・愛媛県フリースクール等連絡協議会 代表
・NPO法人えひめ放課後協力機構 理事
・(愛媛県校内サポートルーム設置事業における)
不登校児童生徒等支援連絡協議会  委員

静岡県生まれ。
2012年4月、愛媛大学在学中に「対話」と「自立学習」メインの学習塾「学習塾アフェッティ」を開塾。
2019年4月、平日昼間の学校以外の学び場の重要性に気付き、「フリースクールエルート」を開所。

2015年、“未来を切り拓く29歳以下ニッポン代表”としてNHK(Eテレ)U29で特集される。
2017年より愛媛新聞ピントゼミナールゼミ長として「次代を生き抜くメッセージ」の連載中。
第1回(2018年)・第2回(2019年)松山市人間力大賞受賞。
2018年、第32回人間力大賞(青年版国民栄誉賞)会頭特別賞受賞。
2022年、フリースクールエルートでの取り組みが、『ルポ 誰が国語力を殺すのか』文藝春秋(石井光太著)に紹介される。
<<メディア実績>>
U29出演・おはよう四国・greenz・愛媛新聞・朝日新聞・南海放送・他多数
<<講演実績>>
愛媛大学・愛媛県教育研究協議会・市内小学校・四国若者1000人会議・まつやま経営プラザ・他多数