この数年、毎日考えていることがある。
タイトルの通り、学習塾は子どもたちにとって本当に必要な存在なのか、と。
家に届くチラシを見て、いつも悲しくなる。
「愛媛で一番教え方がうまい塾!」とか「テストで点が上がる!」とか「東高生何名合格!」とか「難関大合格何名!」とか、、あげたらキリがない。
時間のある方は、ネットで学習塾のフランチャイズ広告を見て見るといいでしょう。
「勉強できなくても、年収〇〇万円!」「未経験でも開業!」なんて書いてある。
学習塾は、あまりにも教育を考えていないのではないか。
もちろん上記ワードは、どこかしらで私自身似たようなことは言ったことがあると思うし、開業したときだって家庭教師を2年間してきた程度で未経験にほぼ等しい。
あれから10年以上積み重ねて、教育を学び続けて、とてもじゃないけれど同じことは言えない。
職業を聞くアンケートに、学習塾や教育サービスと書いてきたけれど、最近は教育と書いている。
烏滸がましいと思いながらも、教育の2文字を。
やりたいことができるように、やりたいことができると思えるように。
たくさん子どもたちと話しながら、一緒に考えていくことをこれからも愚直に続けようと思う。
投稿者プロフィール
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学習塾アフェッティ塾長が主に書いているブログ。
一般社団法人フリースクール愛媛 代表理事
(フリースクールエルート理事長)
・愛媛県フリースクール等連絡協議会 代表
・NPO法人えひめ放課後協力機構 理事
・(愛媛県校内サポートルーム設置事業における)
不登校児童生徒等支援連絡協議会 委員
静岡県生まれ。
2012年4月、愛媛大学在学中に「対話」と「自立学習」メインの学習塾「学習塾アフェッティ」を開塾。
2019年4月、平日昼間の学校以外の学び場の重要性に気付き、「フリースクールエルート」を開所。
2015年、“未来を切り拓く29歳以下ニッポン代表”としてNHK(Eテレ)U29で特集される。
2017年より愛媛新聞ピントゼミナールゼミ長として「次代を生き抜くメッセージ」の連載中。
第1回(2018年)・第2回(2019年)松山市人間力大賞受賞。
2018年、第32回人間力大賞(青年版国民栄誉賞)会頭特別賞受賞。
2022年、フリースクールエルートでの取り組みが、『ルポ 誰が国語力を殺すのか』文藝春秋(石井光太著)に紹介される。
<<メディア実績>>
U29出演・おはよう四国・greenz・愛媛新聞・朝日新聞・南海放送・他多数
<<講演実績>>
愛媛大学・愛媛県教育研究協議会・市内小学校・四国若者1000人会議・まつやま経営プラザ・他多数
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