●愛媛県立入試の特色入学者選抜者について読み込みすぎて、教育委員会に行くことがありました。
(お問い合わせ内容)
<特色入学者選抜について>
文科省によると県立高校入試は、「各教育委員会が一定の範囲で具体的な選抜方法について各高校の判断に委ねる」とあるが高校側に出願資格や検査項目を委ねすぎてはいないか。
その結果、非常に良いといえる入試方法を検討している高校と旧態依然の高校の差が目立つ。高校教育課の介入など、より良い入試改革に向けて再度検討を願いたい。
<出願資格について>
出願資格に評定平均を設けている高校が多数あるが、目的に反して受検者がこれまで以上に選抜を受けることができないようになっていないか?また出願資格に評定平均を課すことで、中学校生活において生徒やその保護者が今まで以上に評定を意識することに対してどう考えるか。生徒が評定を上げることが目的化し、本来の学びの意欲ある受検者が減る可能性についてどう考えているか。
評定平均を出願資格とせず、出願目安とするのが妥当ではないか。
<検査項目について>
特色入学者選抜のスローガンは、「いける高校から行きたい高校へ」であると認識している。
主にこれからの意欲を判断するはずの特色入学者選抜が、過去の努力を重んじている高校が多い。具体的には、調査書等の割合を6割以上としている高校である。調査書等は、3割〜4割を適当とし、その他は各高校側の特色ある入試方法をとることが本来の趣旨に合っているのでないか。
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後日、回答をいただけるそうですが、今回の受験から変えた方がいいと本気で思っています。少なくとも、評定平均は出願資格ではなく出願目安と変えてほしい。入試は全ての子どもたちに開かれているものではないのか。特色入学者選抜であれば、その高校に行きたい明確な意欲があれば受検の機会は与えられるものではないのでしょうか。
それにしても、検索してみたら学習塾というものは、「特色入学者選抜とは?」や「特色入学者選抜で合格する方法」みたいな記事を書くのですね。
よりよい入試とは何かを考えていきましょうよっていうのが、教育と名のつく場としての役割ではないでしょうか。
(いや、教育という名はついてないか、、、)
細かいことはさておき、つまり、みんなで考えていきましょう!ということです。
投稿者プロフィール
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学習塾アフェッティ塾長が主に書いているブログ。
一般社団法人フリースクール愛媛 代表理事
(フリースクールエルート理事長)
・愛媛県フリースクール等連絡協議会 代表
・NPO法人えひめ放課後協力機構 理事
・(愛媛県校内サポートルーム設置事業における)
不登校児童生徒等支援連絡協議会 委員
静岡県生まれ。
2012年4月、愛媛大学在学中に「対話」と「自立学習」メインの学習塾「学習塾アフェッティ」を開塾。
2019年4月、平日昼間の学校以外の学び場の重要性に気付き、「フリースクールエルート」を開所。
2015年、“未来を切り拓く29歳以下ニッポン代表”としてNHK(Eテレ)U29で特集される。
2017年より愛媛新聞ピントゼミナールゼミ長として「次代を生き抜くメッセージ」の連載中。
第1回(2018年)・第2回(2019年)松山市人間力大賞受賞。
2018年、第32回人間力大賞(青年版国民栄誉賞)会頭特別賞受賞。
2022年、フリースクールエルートでの取り組みが、『ルポ 誰が国語力を殺すのか』文藝春秋(石井光太著)に紹介される。
<<メディア実績>>
U29出演・おはよう四国・greenz・愛媛新聞・朝日新聞・南海放送・他多数
<<講演実績>>
愛媛大学・愛媛県教育研究協議会・市内小学校・四国若者1000人会議・まつやま経営プラザ・他多数
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