【倫理と論理】

大学生の時に、ちょこっとだけ倫理をかじった。

それなりに多くのことを学んだが、「論理と倫理の違い」は今でも深く脳裏に刻まれている。

論理とは、矛盾をなくす作業のこと。

倫理とは、矛盾を受け入れる作業のこと。

この二つの違いは、18歳の僕にとって衝撃的だった。

倫理という言葉には、調べてみれば多くの概念が出て来てそれを理解しうるにはきっと大学4年間では足りないだろう。

そんな僕は今、論理の勉強をしている。

【大学入試より】

大学入試には、まれに小論文を課す試験がある。

採点する側、受験する側の質が問われる良い試験だと思うのだが、なかなか広まらない。

さておき、小論文を書くときは、「賛成」「反対」どちらかの立場に立って、一度は自説と逆の立場を擁護しつつ論理的に自分の立場が正しいことを証明するという手順をふむ。

例えば、「死刑制度に賛成か反対か」「原子力発電に賛成か反対か」

これらの問いは、どちらの立場に立っても論理的な矛盾をなくすことはできない。

どちらかの立場につくならば、

最後の最後に、妥協であったり、飲み込むであったり、そんな苦しい思いの上に立つ受け入れだと思う。

少し格好は悪いが「小倫文」と言ってあげるのも悪くない。

【ニュースの中の人たち】

非難の声を上げる人たちは、決まってわかりやすい文句を掲げる。

いいと思う。できれば僕も見習いたい。

未だに、アフェッティの説明を端的にすることができず悶々とした日々を送っている僕からしたら羨ましい限りだ。

しかし「わかりやすい文言」のリピートしか聞こえて来ないのが、メディアである。

彼らは、矛盾をどう取り扱っているのかが非常に気になる。

そもそも自分の立場しかないと信じ込んでいるのか、お金をもらって仕事として叫んでいるだけなのか、ちょっと気になる部分はあるけれど、飲み込んでいるだけなのか。

残業時間の問題、自殺の問題、働き方革命の問題、、、

そんな簡単に飲み込めるものではないだろう。

泣きながら自分の立場を訴えるよりも、僕には矛盾を受け入れた重厚な言葉の方が響く。

教育問題に関してもそうである。

叱るのがダメ、褒めるのもダメ、怒鳴るのもダメ、殴るなんてもってのほか、いじめはダメ、、、

そんな簡単な言葉では片付かない。

言葉の宛先も分からず、言葉に含みもなければ誰にも届かない。

そんなことを大前提に、もう少しまともなブログを書こうと思う。

投稿者プロフィール

affetti
学習塾アフェッティ塾長が主に書いているブログ。
ピントゼミナールゼミ長を務める。
<<メディア実績>>
U29出演・おはよう四国・greenz・愛媛新聞・朝日新聞・南海放送・他多数
<<講演実績>>
愛媛大学・愛媛県教育研究協議会・市内小学校・四国若者1000人会議・まつやま経営プラザ・他多数