僕がaffettiに入塾したのは、中学2年生になって初めの頃でした。
自分は、小6の3学期から不登校で、中1まで引きこもってゲーム漬けの日々を送っていました。
そんな日々が続く中で、勉強が周りの学生に比べ、自分だけ遅れているのに焦りを感じ、最初は第一学院という通信制の塾?的なところで、ネットのアプリを使って学習していましたが、家にいるとゲームに甘えてしまうというところから、そこの塾の岡田先生(今はエルートの先生)に不登校でも通いやすい塾があるよという形でaffettiを紹介していただきました。
初めて塾長と面談したとき、僕が学力が追いついていないところに不安を抱いているという話をしたら、塾長に「追いつくから大丈夫だよ」的なことを言われ、凄く安心した記憶があります。
塾に入った始めは、勉強というより先生と会話することの方がだいぶ多かったです。
というのも、先生方が自分の趣味や相談をすごく親身になって聞いてくださったり、自分の興味のあることを一緒に調べてくれたり、アドバイスをくれるので、先生方と話すのがとても楽しかったです。
勉強の方は、数学だけ解いている過程が楽しく、熱心に学習できました。
数学は基本塾長に教えてもらったのですが、わからない問題も塾長の教え方がすごくわかりやすく、すぐに理解することができました。そのおかげで、数学だけは同級生に追いつくことができ、学校のテストでも基本8割から9割取ることができるようになりました。
こんな感じで、中2は数学だけって感じで過ごしました。
中2はそれでよかったのですが、中3になり、進路を決めなければいけない時期…
行きたい高校も無いし、学力もなければ、学校にも行っていないという事で、すごく不安になりました。
ですが、自分は趣味(ゲーム・サイクリング・物作り・動物飼育)がたくさんあったということもあり、塾長に好きなことをすれば?みたいなことを言われ、自分の好きなことが学べる聖陵高校に進路を来ました。
進路が決まったおかげで勉強する意味を見出すことができ、学習に前より集中することができました。
でも集中できるのは数学のみで、他の教科はダメダメ。
他の教科も勉強しないと、という焦りはすごくあったのですが、自分の性格的に興味を持ったもの以外ほんとにできないので、手をつけられませんでした。
それでも塾長は絶対受かるから大丈夫と励ましてくださり、すごく安心することができました。(いや安心すんなぁ?)そんな感じで成績も伸びず、時間だけが過ぎていきましたが、聖陵高校の試験1ヶ月前ぐらいにこのままではダメだと思い、少しだけ興味のあった英語だけに絞り、英語だけは頑張ろうと思い、学習に取り組みました。
すると、自分でも不思議なくらいに英語を理解することができ、中3の範囲まですぐに習得できました。
多分、今まで数学以外の教科ができなかったのも、理解する気がなかったんじゃないかと思います。
聖陵高校の試験は、数学・英語・国語の3教科だったので、これなら受かるという学力までギリギリ持っていくことができました。入試当日すごく緊張するかなと思っていましたが、かなり自信を持って挑むことができました。それは塾の先生のおかげで、完全に自分の不安要素を取り除けていたというのが大きいのかなと思います。
そんな感じで無事合格。
元々、受かっている自信はあったのですが、やっぱり合格してみるとすごく嬉しいし、これから頑張っていこうという気持ちが高まりました。
この塾に通ったおかげで僕の中の塾という価値観が大きく変わりました。
小6の頃、中高一貫に受験したいと思い、有名塾の受験コースに通っていたのですが、そこは勉強勉強勉強ぉーーー!!って感じで、宿題もたくさん出され、学習ペースも早く付いていけなかったり、宿題を持って来なかったり、忘れただけで怒られるクソみたいな塾でした。(どうせ実績が欲しいだけ)
そんなこともあり、塾は勉強ばっかなのかなと思っていましたが、affettiの先生方は、自分のペースに合わせてくれるし、勉強、宿題も自分が決めた量だけ、そして何より自分の不安要素を取り除いてくれる大きな存在になりました。
affettiは勉強ではないたくさんのことを学べる塾だと思っています。
この塾に出会えたおかげで、自分に自信を持つことができるようになったし、何事にもポジティブに考えられるようになりました。
それは個別塾というところも大きいのかなと思います。
個別塾だからこそ生徒一人ひとりに向き合えるし、勉強のペースなども合わせられるんだと思います。
何より affettiの先生方が言葉では表せないくらい良すぎます。
これからはaffettiを離れ、自分のやりたいことをやっていこうともいますが、先生方に教えてもらったことや、考え方を今後の人生で活かしていきたいと思います。
affettiには本当に感謝しかありません。
通塾した時間は、また塾に行くならここ。と思うくらいかけがえのない時間になりました。
2年間程ではありましたが、本当にお世話になりました。
塾長メッセージ
学校の卒業式を感じさせるくらいの文章をありがとう。
入塾当初のトゲトゲしさが、懐かしいですね。
読書感想文で貸した本、読破していたのが、実は一番の驚きです。
「木のいのち木のこころ」
なかなか読める中学生いないですよ。
では、またお会いできるのを楽しみにしております^^
ちょっと解説!
①興味と適性があっている教科を集中的に学習。
②成果が出てきたところで、それ以外の教科も基礎を反復し、準備しておく。
③他の教科をやってみる余裕が出てくるのを、待つ。
④定期テストや試験のタイミングで、ちょっとプッシュ。
⑤他教科の学習も始める。
といった流れです。
ある程度どんなケースでも当てはまりやすいと思うので、ぜひ。
受験が終わった彼は、自主的に高校数学のテキストを解いています。
投稿者プロフィール
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学習塾アフェッティ塾長が主に書いているブログ。
一般社団法人フリースクール愛媛 代表理事
(フリースクールエルート理事長)
・愛媛県フリースクール等連絡協議会 代表
・NPO法人えひめ放課後協力機構 理事
・(愛媛県校内サポートルーム設置事業における)
不登校児童生徒等支援連絡協議会 委員
静岡県生まれ。
2012年4月、愛媛大学在学中に「対話」と「自立学習」メインの学習塾「学習塾アフェッティ」を開塾。
2019年4月、平日昼間の学校以外の学び場の重要性に気付き、「フリースクールエルート」を開所。
2015年、“未来を切り拓く29歳以下ニッポン代表”としてNHK(Eテレ)U29で特集される。
2017年より愛媛新聞ピントゼミナールゼミ長として「次代を生き抜くメッセージ」の連載中。
第1回(2018年)・第2回(2019年)松山市人間力大賞受賞。
2018年、第32回人間力大賞(青年版国民栄誉賞)会頭特別賞受賞。
2022年、フリースクールエルートでの取り組みが、『ルポ 誰が国語力を殺すのか』文藝春秋(石井光太著)に紹介される。
<<メディア実績>>
U29出演・おはよう四国・greenz・愛媛新聞・朝日新聞・南海放送・他多数
<<講演実績>>
愛媛大学・愛媛県教育研究協議会・市内小学校・四国若者1000人会議・まつやま経営プラザ・他多数
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